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絵画教室アトリエオーブ/画家 今尾則之のブログです。
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久しぶりの更新になりました。

この2月はすっかり作品制作に追われて瞬く間に過ぎていきました。
僕も年を取ったのでしょうか、終った後はボロ雑巾みたいにくたびれましたが、
久々に「頭の片隅に常に作品が組み込まれている」感覚を堪能できました。
そしてやっぱり絵を描くって面白いなぁなどと、疲れとは裏腹に呑気なことを
考えたひと月でした。これからもせっせと作品作りに励みたいと思います。

さて、そんな制作に打ち込むストイックな絵描きと思わせつつ、
先月初め、ついに「マッドマックス」を観てきました!

...って、さすがに乗り遅れすぎですね。
...スミマセン、リバイバル上映されていたものですから、つい。

もうここまで遅れると感想を書く意味もないかもしれませんが、
とにかく評判通り、凄まじい作品でした。全編クライマックスのような
作りになっていて観ている間はヒザに力が入りっぱなしで、見終わった後は
身体がカチコチになってしまい、大層歩きづらかったです。

でもちょうど多少心身が疲れていた時期で、おかげでフルスロットルの
エネルギーをもらうことが出来ました。

じつはパリに居た頃も、不自由な生活に疲れてしまった時には映画から
エネルギーをもらうことが何度かありました。今でも覚えているのが、
石井聰亙監督「五条霊戦記」と井筒和幸監督「岸和田少年愚連隊」です。

どちらも甲乙つけがたいエネルギー映画(?)で、見終わった後には
スカッと元気を取り戻すことが出来ました。そんな時は帰りのメトロや
バスでも興奮冷めやらぬ状態で、邦画にドップリ浸った後に見るパリの
夜の風景がミスマッチで妙に面白かったのを覚えています。

そして密かに、ジャンルは違えど、僕もそんなエネルギー絵画(?)
を描けたら良いな、などと思っています。



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年明けから寒い日が続きます。

さて、昨年末このブログでも書きました「スター・ウォーズ」ですが、
その後あっという間に年を越して、先日ようやく観に行くことができました。

もう海賊版が出てきそうなくらい観るのが遅れて、賛否も出尽くした感がありますが、
個人的にはダイジェスト版みたいな時系列を除けば肯定派です。

...と平静を装っていますが、じつはハンソロとレイア姫が対面するシーンでは
思いがけず涙がこみ上げてしまいました(?!)。いくら年取って涙腺がゆるくなった
とはいえ、まさか「スター・ウォーズ」で泣くとは思いませんでした。
我ながら「...大丈夫かな?」とちょっと不安になります。

それはさておき、あの巨大なプロジェクトで全てのファンの期待に応えようとした
J.J.エイブラムス監督はやはりスゴい人です。新旧キャストの引き渡しとしては
申し分ない出来ではないかと思いました。折角なので3Dでも観ておきたい所ですが、
初見でさえこの調子なのでどうなることでしょう。


さて、絵にまつわるお話も少し書かせて下さい。
昨年からアトリエの空き時間を利用して少しずつ絵の制作に戻っています。
最近まで100号と0号(ものすごい振り幅!)を併行して描いていて、先日0号を終え
次回も100号と併せて小さい作品を描こうと考えています。今後はそちらの活動や
近況もこのブログやアトリエのSNSなどでお伝えできればと思っています。

これからまた僕自身もドンドン描いて、アトリエオーブにお越しいただいた皆さまに
より良いアドバイスを送れるよう、よりご満足いただけるようなアトリエ作りを
心がけてまいります。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。




新年あけましておめでとうございます。

おかげさまでアトリエオーブも無事新しい年を迎えることができました。
これからも会員の方々をはじめ、この教室にお越しいただいた皆さまに
よりご満足いただけるようなアトリエ作りを心がけてまいります。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。







さて、世の中はクリスマス一色です。

クリスマスと言えばサンタ、
サンタと言えば奇跡、
奇跡と言えばフォース、

ということで、いよいよ「スターウォーズ エピソード7」が公開されました。
新三部作完結からも10年余、旧三部作から30年以上になります。

その昔、僕も旧三部作に熱狂した一人です。
第一作「エピソード4」が公開された時はたしか小学2年生でした。
父親に連れて行ってもらい、とにかく音響が大きくて映画館を出た後も耳が
グワングワン鳴ってたのを覚えています。また字幕も読めなかったので、

「ねぇ、ねぇ、今何て言ったの?」

と何度も父にヒソヒソ訊ねながら観ていました。

そして2年後の「エピソード5」は、僕も成長したので細かい所も記憶に残っていて、
たとえば惑星ホスの戦いでレイヤ姫が退去命令を出すシーンでは、

「あの時トイレに立ったなぁ…。」

なんてどうでも良いことも覚えています。でも、今思うと前半の山場ですし、
なぜあのタイミングでトイレに立ったのか、そしてなぜ映画始まる前に行かないのか、
と、小4の自分にツッコミを入れたくなります。後日すっかりSWに浸かった僕は、
同じくドップリハマっていたハーフの友達と通学路を歩きながら、

「あーい、あむゆあ、ふぁーざー!」
「のーーーっ!!!!!」

と何度も絶叫してケタケタ笑ったものです。

あともう一つ余談ですが、「エピソード5」でラストシーンが終わって
エンドロールを見ながら、

「この続きをあと数年待つのか...。」

と、子供心にも気が遠くなったことが印象に残っています。数年後に三作目
の「エピソード6」が公開された時、狂ったように何度も劇場に足を運んで、
行くたびに続けて2回観ていたのは、間違いなくその反動でしょう。

2000年から始まった新三部作はかなり評価が分かれましたが、今でこそ伝説的に
語られる旧三部作もこの「エピソード6」に関しては結構厳しい意見が出ていた
記憶があります。

新三部作も個人的にはパリ滞在中に観た「エピソード3」が、本編が始まる前に
真っ暗の劇場の中でベイダーの呼吸音が響き渡るという演出も利いていたし、
本編自体も楽しんでしまい、結局2回観に行くほど気に入っていました。

あと「エピソード3」を観た後に旧三部作を見ると、旧作なのに新作の後日談として
繋がっているので、今まで一作目を観ても悪者にしか見えなかったダースベイダーに
何か悲哀を感じるようになったり、オビワンやヨーダに妙な奥行きを感じたりと、
今までと違う印象で旧三部作を観れたことがとても面白かったです。

アナキンがベイダーになる顛末は一作目から語られていたので、もしかしたら
ルーカスは言い出しっぺの責任で三部作にしたけど、ホントは「3」だけ
撮りたかったのかもしれないな、などと勝手に解釈しています。

そして今回の「エピソード7」です。

J・J・エイブラムス監督。

頭文字の「J・J」が、僕が学生時代にやっていたバンド「J.J.グービー」みたいで、
それだけでかなり親近感を抱いてしまいます。

果たして今年中に観ることができるでしょうか?
がんばりたいと思います...ハイ。




さて、先日久しぶりに映像編集をしました。

と言っても完全なプライベートで、この春撮った親戚の結婚式の模様を
MacのiMovieを使っての編集に初チャレンジしました。

その昔、まだパソコンを使ったノンリニア編集機器やソフトが出始めの頃、
パソコンの「ぱ」の字も映像の「え」の字も知らなかった僕は、思いがけず
連日パソコンとにらめっこしながら、ドキュメンタリーやプロモーションVTR
の編集に悪戦苦闘していました。

当時のノンリニア編集はとにかくハードディスクの容量が少なく、
ちょっと3分の動画をと思って、

「じゃあ、カットの繋ぎに軽くエフェクトを...」

なんて、小ジャレたことをするや否や、作業中の画面が落ちるわ、
フリーズするわのオンパレードでした。

朝から夜までぶっ続けで編集して、最後の書き出しの段階で

「ハイ、消えたっ!」

と懐かしの「なるほど・ザ・ワールド」並みの非情さでパソコンがシャットダウン、
イチから作り直しという経験は一度や二度ではありません。

でも人間エラいもので、そのフリーズ&シャットダウンに身体が慣らされていくと、
素材画像の取り込みや編集のやり直しがドンドン早くなってきて、最終的には
編集完了間近の動画が落ちても、

「あ、そう、じゃ、また」

と、多少落ち込んだだけでサクサク元に戻せるようになっていました。

しかし、あの頃を考えると今のソフトの進歩は目覚ましいものがあります。
こんな便利なものが最初から入ってるし、しかもノートパソコンで編集作業が
出来るなんて!

僕はまた自分に軽い浦島太郎を感じながら、作業の手軽さと面白さに
いつの間にかハマっていました。

当初あまりスムーズに出来るので、つい調子に乗ってエフェクトやBGMを
バンバン挟んでいたら、書き出しのときに

「完了まで残り10時間」

と、恐ろしく重くなってしまったので修正を余儀なくされました。

さすがにこの書き出しの段階では、解らないことが多く、ネットで調べたり、
自分でも試してみたりと時間がかかりましたが、その甲斐があってDVDにしては
高画質の状態で仕上げることが出来たと思います。後日、親戚夫婦に渡したら
彼らも喜んでくれました。

そんな感じで久しぶりに眠っていた編集意欲をかき立てられた出来事でした。
調子に乗って次回は、緊張と恥ずかしさで何もせずに終った娘の運動会の動画を、
映像だけ臨場感溢れるものに仕上げたい、と思っています。



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プロフィール
HN:
今尾則之
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/02/13
職業:
画家
趣味:
古本屋巡り
自己紹介:

東京都生まれ。

1993年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
2000年 フランス留学 (パリ)

2001年 アカデミー・ド・ラ・グランショミエール在籍

2004年 フランス学士院芸術
アカデミー主催 Paul-louis WEILLERコンクール'04 入選

2006年 帰国
2006年〜08年 デッサン教室講師 (池袋)

2009年 日本芸術センター主催 第3回絵画公募展入選

2010年 個展“La Résonance”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2012年 個展“Le Reotur”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2009年〜13年 絵画教室講師 (吉祥寺)

2013年 絵画教室 アトリエオーブ開講 (代々木上原)
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