忍者ブログ
絵画教室アトリエオーブ/画家 今尾則之のブログです。
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


さて師走も中盤に差しかかり、2014年もあと半月となりました。

例年12月に入ると我が家はエラい騒ぎになるので、今年は少しばかりの計画と
気持ちの余裕を持って臨んでいるので、ここまで割と順調に日々を過ごせています。

おかげさまでアトリエオーブも二度目の年の瀬を迎えることができました。

そういえば、このアトリエのちょうど向かいに上原駅前商店街の組合事務所が
ありまして、季節に合わせて子供のためのイベントを催したり、華やかな装飾を
施したりしています。

この時期は何と言ってもクリスマス、思わず目を留めたくなるようなステキな
飾り付けをしていて、よく家族連れが写真を撮っています。こんな感じです。



ハロウィンもそうでしたが、子供達の喜ぶ姿はこちらも何か楽しくなります。






そういえば、アトリエの入っているビルの入口の様子をお見せしたことが
なかったので、ついでに。



↓この木製の看板が目印です。



が、冬に入り日暮れが早くなって、めっきり看板が見つけづらくなったので、
夜用に明かりでも付けようかと計画中です。そう、またしてもお手製です。

無事(?)取り付けが上手くいったら、ググタスでご紹介します。



PR
今年も早いもので残すところ1ヶ月となりました。
あの12月の慌ただしさを想像するだけで多少動揺しますが、
本年も気持ち良く年を越したいものです。

さて最近ご紹介した「クアトロ・ラガッツィ」で久々に読書欲を刺激された、
という訳でもありませんが、この「クアトロ〜」と併行して読んでいた本も
とても面白かったのでご紹介します。

こちら、



イギリスの画家デヴィッド・ホックニーが書いた「秘密の知識」です。

この本が出版されたのは2001年で、ちょうどフランス滞在を始めた頃なので、
つい最近までこの本の存在も知りませんでした。さかのぼること数ヶ月前、
いつものように何となーくネット検索していたらこの名が出てきて、

「ホックニーの書いた美術書があったなんて」

と、即決で入手したいのは山々でしたが、価格的に財布と相談する必要もあり、
しばらくやり過ごしました。そしてある日の昼下がり、やっぱり気になるので
買物帰りにフラフラと書店に立ち寄ったところ、一冊だけこの本がありました。

「これ、最後の一冊かもしれない...!」

何かもう、気づいた時にはバーゲンに来た母親みたいな目つきになってしまって、
本を摑み取ってレジに直行していました。...まぁ、結果オーライということで。

いやー、帯の推薦文にもありましたが、この書物ス、スゴすぎます。
転覆しないまでも、美術界が揺らぐスケールの話題提起をしています。

内容を簡単に解説しますと、アトリエの新ページ「絵のよもやま話」でも触れた
カメラ・オブスクラ(フェルメールが使った画像投影装置)のような光学機器を
使った作品制作が、早い時期からすでに行なわれていたのではないかという仮説
をホックニーが立て、それを実際の作品を例に検証していくお話です。

書物といっても、実際の作品や実験風景の写真を見ながら検証していくので
スイスイ読み進めますが、これから何回か読み返す必要もありそうです。

僕が買ったのは後発の普及版で、2001年の正規版(?)も古書で入手可能です。
ご興味がおありの方はご一読下さい。...なんて、じつは僕が一番話題に遅れてる
かもしれません...スミマセン。



少しずつ時期と季節が合って来たような気がします。

さて、以前このブログでご紹介した若桑みどり著「クアトロ・ラガッツィ」を
先日ようやく読み終えました(ブログ「よもやま話の四方山話」をご参照下さい)。

もちろん僕の読解力の未熟さもありましたが、結局自宅からアトリエまで移動の車中
の十数分間で読むことがほとんどでしたので、ほぼ二ヶ月もかかってしまいました。
まずは無事読了できて感無量です。

この本、とにかく壮大でした。

今回このブログで読了後の感想を何と書けば良いか考えていたところ、
意外にも、何かで見たミスター長嶋茂雄の現役時代の話が真っ先に浮かびました。

時は川上監督率いる巨人軍全盛期です。ある日の選手ミーティング終了後に
川上監督がミーティングの内容について理解を深めるため、選手全員にレポート
を書いて提出するように命じたそうです。

監督命令ですし、ほとんどの選手が長文のレポートを書いて提出していたなかで、
ミスターのレポートには一言こう書かれていたそうです。

「よくわかりました」

その時のミスターの思いは推し測れませんが、この本を読んだ後の感想は
まさにこの言葉に尽きます。

「よくわかりました」

天正遣欧少年使節を取り巻いた時代背景、日本の権力者たちとローマカトリック教会と
宣教師たちの思惑、鎖国へと至った流れなど、自分の力では到底あり得ないくらいに
広い視野を持って理解することができました。

やはり、この大著の感想を言い表すにはこの言葉しか浮かびません。

「よくわかりました」

本当に。



さて、先ほどアトリエのウェブサイトにも載せましたが、Google+で
アトリエオーブのページをはじめました。

「はじめました」と書きましたが、以前「Googleプレイス」というサービスで
アトリエの情報をアップしていて、それがこちらの窺い知らぬ間に「マイビジネス」
というGoogle+と連動したサービスになっていた、というのが本当のところです。

じつはそれについては前から薄々感づいていて、「Google+ページ作りませんか?」
というグーグルのお知らせにも何となく気づいてたのですが、前回も書きました通り
私生粋のアナログ人、このブログの画像投稿さえもおぼつかない状態ですので、
正直見て見ぬ振りをしていました。

でも、このままだとホントに時代から取り残される恐れを感じまして、
先日ようやく重すぎる腰を上げました。

案の定、トップページを作るだけでエラい騒ぎでした。
とりあえず無事ページはできましたが、早くも軽いパニックを起こしてますので、
これからフォローとか、キョーユーとか、コミュニティーとか、+1とか、
二歳児のようなペースで学習していきたいと思います。

これからアトリエの近況や会員の皆さんの作品のご紹介、アトリエからの
新しい情報などもお伝えしていきたいと思います。

このブログと併せて、どうぞ宜しくお願いいたします。




大変だった台風も去り、季節通りの涼しさになってきました。

さて特にご報告していませんが、アトリエのウェブサイトは
新しいページだけでなく、既存ページにもちょこちょこ手を加えています。

たとえばトップページのリンクボタン、
じつはビミョーに変えましたが…

そんなん気づきませんよね...フツー。

まぁ手を加えると言っても、アナログ絵描きに出来るのは文章の校正が
ほとんどですので、つい先日までせっせとテキストを修正していました。

こういった文章の手直しだけでも、アトリエの説明が分かり易くなりますし、
多少SEO対策(?)にもなるらしいですし、何よりこうして手を加えていると
愛着あるこのサイトへの親近感が増してきます。

しかしアナログ人の哀しいサガといいますか、相変わらずHTMLの変更は、
労力と成果が反比例しまくっています。一昨日も何故かMacの「Safari」だけ
リンクを貼っても指定箇所に飛ばないことが判り、ネットの情報を頼りに
あーだこーだを繰り返していました。

結局数時間こねくり回した後、思い切って諦めることにして(後ろ向き!)、
リンクのテキストの文言を変えてお茶を濁しました。

今や見事なネット社会で便利さに歯止めがかかりませんが、
昔懐かしい「ビデオのVHSとベータ」の規格競合みたいな、同じ看板でも
入口が違うなんて話も多くなってきたので、もう少し足並みを揃えてから
世に出してほしいな、などとアナログ人はつぶやきたくなります。

それはさておきアトリエのウェブサイト、会員の皆さんにも
ご協力いただいて、これからも画像など少しずつ手を加えていきます。

一度来て下さった方もまた、たまに覗いていただけると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。


<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
今尾則之
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/02/13
職業:
画家
趣味:
古本屋巡り
自己紹介:

東京都生まれ。

1993年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
2000年 フランス留学 (パリ)

2001年 アカデミー・ド・ラ・グランショミエール在籍

2004年 フランス学士院芸術
アカデミー主催 Paul-louis WEILLERコンクール'04 入選

2006年 帰国
2006年〜08年 デッサン教室講師 (池袋)

2009年 日本芸術センター主催 第3回絵画公募展入選

2010年 個展“La Résonance”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2012年 個展“Le Reotur”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2009年〜13年 絵画教室講師 (吉祥寺)

2013年 絵画教室 アトリエオーブ開講 (代々木上原)
コメント
[02/09 NONAME]
ブログ内検索
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]