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絵画教室アトリエオーブ/画家 今尾則之のブログです。
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ようやく春がやってきたようです。

さて本日、アトリエで会員の皆さんの作品を乾燥させておく棚を作りました。

もう随分前から「どんな棚が良いか?」と、ネット検索と自前の脳をフル回転して
アーでもないコーでもないと思案していましたが、最近深刻な作品の置き場所不足
に悩まされてきたので、とりあえず今出来る範囲で作ってみることにしました。

まずは大好きなホームセンターを笑いながらハシゴして、こんな材料を揃えました。



果たして頭の中の予想図は上手く機能するのでしょうか?
はじめに土台の木材に溝を切り入れていきます。



今回初めてこの作業をやりましたが、地味な上にメチャクチャ大変です。
敗因は圧倒的な工具不足ですね。大小のノコギリを使い分けながら、
熟練の絵描きが一列ずつ四苦八苦しながら削っていきます。



画像で見るとキレイなので助かります。もちろん手は血だらけです。
でもその甲斐があって、最後の方は「溝職人」と呼ばれても否定できないくらい
上達しました。この技術は今後何に活かせるのでしょうか...?

さて、気を取り直して次は土台作りです。
キャンバスを置いて、程よい幅に調整したら組んでいきます。



おー、何かソレっぽく出来ました。
そして最後、一緒に買っておいた間仕切り板を差し込んで完成です。



作業を終えた僕は身体がバキバキですが、一体どこに苦労しているのか
まったく見えないコンパクトな仕上がりとなりました。何か複雑...。

まぁそれはさておき、ほぼ最初の想像通りに出来たのでホッとしました。
ちなみにキャンバスを置くとこんな感じです。



簡易棚ですが、10号くらいまでなら F・M・P・S
どのサイズでも乾かしておけるのがミソです。

という訳で、今回の棚作りはいかがでしたか?
自作にすると毎回慣れない作業ですので、最後はボロぞうきんのように
疲れてしまいますが、反面いつまでも見ていたいくらい愛着が湧きます。

さて、こんな手作りの備品あふれる絵画教室、
これからもアトリエオーブをどうぞ宜しくお願いいたします。



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プロフィール
HN:
今尾則之
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/02/13
職業:
画家
趣味:
古本屋巡り
自己紹介:

東京都生まれ。

1993年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
2000年 フランス留学 (パリ)

2001年 アカデミー・ド・ラ・グランショミエール在籍

2004年 フランス学士院芸術
アカデミー主催 Paul-louis WEILLERコンクール'04 入選

2006年 帰国
2006年〜08年 デッサン教室講師 (池袋)

2009年 日本芸術センター主催 第3回絵画公募展入選

2010年 個展“La Résonance”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2012年 個展“Le Reotur”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2009年〜13年 絵画教室講師 (吉祥寺)

2013年 絵画教室 アトリエオーブ開講 (代々木上原)
コメント
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