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絵画教室アトリエオーブ/画家 今尾則之のブログです。
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うーん、梅雨が続きます。
この時期、「雨に唄えば」のようなスタンスで過ごせるとサイコーですが、イケナイと思いつつも曇天とジメジメに気持ちが流されてしまいます。一刻も早い夏が恋しくなる一方、猛暑も困りものですし、人間とは勝手な生き物です。

さて、5月から始まった集中講座も今週から最終課題になりました。最後は組みモチーフのデッサンということで、今まで描いた幾何形体を基本構造とする静物モチーフを3回で描いていきます。前回手のクロッキーの授業では、中途からご参加された方々も楽しく取り組んでいただけている様子でしたので、あと2回もご参加の皆さまにご満足いただけるよう頑張ります!


さてさて、前回のモランディに引き続き、アトリエの合間に森アーツセンターギャラリーで「ポンペイの壁画展」を見てきました。

六本木ヒルズ…、もう何度行っても自分との接点をまったく感じさせないシャレた空間です。まぁそれはさておき、以前からポンペイの壁画はモーレツに見たかったのですが、やっぱり希少な壁画ですし、現地以外での大きい展覧会は無理だと思っていたので正直期待していませんでした。

が、森アーツセンターの力なのか、東京新聞の力なのか、今回スゴいです。
おそらくイタリアでも門外不出の扱いだと思いますが、異国の地にこんなに運んで来るとは想像していませんでした。



余談ですが、僕の創作の原点は壁画にあります。
古くは大学時代から、どうすれば絵具であの風化や朽ちた描写ができるのか、あーだこーだと捏ねくり回していました。フランスの画家ジャン・デュビュッフェが「道路を剥がしてそのまま作品にしたい」と語っていたそうですが、僕も風化や劣化に見る美しさへの憧れはいくつになっても変わりません。じつは今回も壁画に描かれた事象というよりも壁そのものが見たくて行ったと言えます。この展覧会のおかげで満喫させていただきましたので、また自分の作品に活かしていこうと思います。

ちなみにギャラリー(52階!)から見た新宿風景です。





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プロフィール
HN:
今尾則之
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/02/13
職業:
画家
趣味:
古本屋巡り
自己紹介:

東京都生まれ。

1993年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
2000年 フランス留学 (パリ)

2001年 アカデミー・ド・ラ・グランショミエール在籍

2004年 フランス学士院芸術
アカデミー主催 Paul-louis WEILLERコンクール'04 入選

2006年 帰国
2006年〜08年 デッサン教室講師 (池袋)

2009年 日本芸術センター主催 第3回絵画公募展入選

2010年 個展“La Résonance”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2012年 個展“Le Reotur”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2009年〜13年 絵画教室講師 (吉祥寺)

2013年 絵画教室 アトリエオーブ開講 (代々木上原)
コメント
[02/09 NONAME]
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