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絵画教室アトリエオーブ/画家 今尾則之のブログです。
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まだまだ暑い日が続いています。
久しぶりの更新となりました。

先週アトリエオーブはお休みをいただきまして、その間
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」というプロジェクトの
お手伝いをしていました。

このアカデミーでは毎夏奥志賀高原で合宿をしながら、
先生方が若い音楽家の皆さんにクヮルテットと合奏を指導しています。

縁あって、ボクも三年ほど前からスタッフとして
参加させていただいています。

普段の絵の制作やアトリエオーブとはまったく畑違いの現場ですが、
何を隠そう、かれこれ20年前にクラシックの音楽事務所で少し働いた
経験があります。

多少の心得があるとはいえ、慣れない現場ですので、今回も
モーレツに忙しいときなど、自分が何をしているのか判らなくなる
なんてことも...ちょっとありました。

でも、おかげさまで一昨日東京にて最後のコンサートを行ない、
今年のアカデミーも無事成功裡に終了しました。

若い音楽家の皆さんの素晴らしい演奏はもちろんのこと、
終わった後笑顔でまたそれぞれの場所へ戻っていく様子をみると、
裏方の一人として達成感をおぼえます。

またこの貴重な経験を踏まえつつ、アトリエオーブや
自分の制作にも活かしていきたいと思います。

そう、ドタバタに身を任せていたら写真撮り忘れました...。
...す、すみません。

さて、アトリエオーブの方も無料体験授業を随時受付中です。
ご見学やそのほかアトリエに関するご質問なども併せて、こちらの
お申込みフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。






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晴れたり曇ったり雨が降ったり、と
落ち着きのない気候が続いています。

さて、今まで講師をしていた絵画教室やデッサン教室でお世話になった
会員の皆さんが、最近続けてアトリエを見に来て下さいました。

皆さんにお会いすると各々の作品はもちろん、絵についてお互いの意見を
出し合って一緒に考えていた懐かしい時間を思い出します。

アトリエへ素敵なモチーフをプレゼントしていただきましたので、
ぜひご紹介させて下さい。

まずはプリザーブドフラワーです。



ちょうどプリザーブドフラワーはモチーフに加えたいと思っていて、
ネットや実際にお店へ行ったり、チェックしていたところでした。
さらに頂いたモチーフはプチ石膏像といいますか、天使のついた花瓶
に活けられていて、花というと着彩を描く方が多いと思いますが、
木炭や鉛筆デッサンでも面白そうです。

次に大きな造花です。



造花といいましても、花びらや葉・茎は本物の樹の皮や紙で作られていて、
自然のぬくもりや温かみを感じます。花びらも大きいので、木炭・鉛筆
デッサンやパステル画、もちろん絵筆を使った着彩でもご活用いただける
と思います。

共に絵を描く仲間である皆さんですので、

「アトリエのモチーフに」

ということで色々と吟味して下さったお心遣いが、モチーフから
ひしひしと伝わってきます。

これから大切に使わせていただきます。

皆さま、本当にありがとうございました。






梅雨入りした割に、気持ちの良い天気が続いています。

おかげさまでアトリエオーブも、少しずつ存在を知ってもらう機会が
増えてきているようです。

先日アトリエのマークとロゴを作ってくれたパリ時代の友人Sさんが、
アトリエのリーフレットを作って送ってくれました。

「水彩紙のような紙質でコンパクトでシンプルに」

というリクエストに応えていただき、とても素敵な二つ折りカードを
作ってくれました。



「さすが!」という出来映えにホクホクしています。ちなみに表紙の
筆入れにはセミが描かれているのですが、セミは暁(l'Aube)の女神オーロラ
の聖虫だそうです。

Sさん、本当にありがとうございました。


さて前々回に引き続き、新しいモチーフを紹介します。
街で見つけたワインボトルです。

まずは魚のボトルです。



名前も「PESCEVINO」となっているので、おそらく「魚ワイン」
という意味だと思います。透明も良いのですが、色水を入れて描く、
なんていうのも楽しそうです。

次に陶器のボトル。



陶器のワインボトルというのは初めて見たのですが、じつは選んだ理由は
他にあって、スーパーのワイン棚を眺めていたら「PIROSMANI」の文字が
飛び込んできて速攻でジャケ買いとなりました。



そう、画家ピロスマニの名をつけたグルジア産ワインです。

日本にも熱狂的なファンがいて、数年前に画集も発売されました。
不勉強ながらボクも好きな絵描きの一人です。勝手にご縁を感じさせていただき、
モチーフ兼アトリエのお守りになってくれたらなどと思い、購入しました。
やっぱり画集も買おうかなぁ...?

ちなみに両方とも中身は責任を持って
美味しくいただきました...すみません。

今度は人形とか彫刻を探してみます。
また、このブログでもご紹介していきたいと思います。






暖かい日が続きます。

さて、先日念願の「フランシス・ベーコン展」に行ってきました。
開催前から楽しみにしていたのですが、日々の雑事に追われているうち、
気がつけば終了間際の観覧となりました。

ホント、間に合って良かった...。

ボクの勝手な印象ですが、日本で行われる著名な外国人画家の展覧会というと、
油彩数点に対してスケッチ数十点とか、あわせて同時代作家の油彩作品数十点とか、
何となーく薄められた感(?)を抱かせる企画が多い気がするのですが、
今回のベーコン展は作品の質も量も充実していて、さすが東京国立近代美術館
の底力というのでしょうか、素晴らしかったです。

傘のある人物画をはじめ、犬やゴッホ、ルチアンフロイトの肖像画、三幅対など、
どれも作家として勢いに満ちた作品ばかりを堪能させていただきました。

そんな作品を見ながら、まだパリに居た頃にピカソとベーコンを比較する
企画展が開かれたことがあって、モーレツに感動したことを思い出しました。

もちろん自分と比べられるところなどないのは承知の上なのですが、
それでも当時「役者が違う」と言いますか、決して埋められないものを
見せつけられたような気がしました。

ベーコン、スゴすぎます。



東京では来週26日まで開かれていて、その後豊田市に巡回するそうです。
ちなみに東京国立近代美術館は常設も充実しているので、一日に何枚も
作品を見るのは大変ですが、個人的にはこちらもオススメです。






さて、GWも終わり、いつもの生活がやってきました。

僕の方は相変わらずで、前回お知らせした絵画教室アトリエオーブで、
アトリエらしさを増やすべく、せっせと備品やモチーフを揃えています。

この間は参考資料用の画集や本を運び入れました。
長年の書籍コレクションから(...ってそれほど大層なものでもありませんが)、
展覧会で買った図録をはじめ、趣味の古本屋巡りでの戦利品や
在パリ時代に購入した画集など、手に取ればどれも懐かしい本ばかりです。



このアトリエに来て下さった皆さまに「描く」ための資料や画題として
ご活用いただけると嬉しいです。

あわせてモチーフもいくつかご紹介します。

まずは以前買った木製キノコです。鉛筆や木炭などモノトーンの
デッサンに良さそうなので持ってきました。



次に、デッサンにも着彩にも映えそうな絵柄が気に入り、
ジャケ買いならぬガラ買いをしたポットです。



最後に、自分が行なうアトリエで犬が居ないのは寂しいということで、
懐かしのビクター犬「ニッパー」です。



これからもモチーフ・資料ともども、
地味に増やしていきたいと思います。





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プロフィール
HN:
今尾則之
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1971/02/13
職業:
画家
趣味:
古本屋巡り
自己紹介:

東京都生まれ。

1993年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
2000年 フランス留学 (パリ)

2001年 アカデミー・ド・ラ・グランショミエール在籍

2004年 フランス学士院芸術
アカデミー主催 Paul-louis WEILLERコンクール'04 入選

2006年 帰国
2006年〜08年 デッサン教室講師 (池袋)

2009年 日本芸術センター主催 第3回絵画公募展入選

2010年 個展“La Résonance”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2012年 個展“Le Reotur”
開催 (Gallery 5610/南青山)

2009年〜13年 絵画教室講師 (吉祥寺)

2013年 絵画教室 アトリエオーブ開講 (代々木上原)
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